論文締切延長: 締切は 2012年9月14日(金) 23:59 JST になりました。
インターネットは、単に計算機を繋ぐだけの技術から、情報を伝える基盤へと発展し続けています。今後ますます社会的な重要性が増していく情報流通に対応していくためには、大容量バックボーンを支える技術、様々な環境の応じて適切な手段で情報にアクセスするための技術、安全で安定した通信を保証する技術、安心して利用できる通信手段を提供する技術、広域に分散した計算資源を統合活用する技術、省電力、省資源な技術など、より高度な技術革新が必要です。
本年も上記4組織の主催によりIC2012を開催する運びになりました。本年は昨年までのコンファレンスにも増して、質の高いかつ幅の広い課題を扱っていきたいと思っております。奮って論文の投稿をお願い申し上げます。
IC2012では、インターネット技術に関する論文を幅広く募集します。プログラム委員会は以下のテーマを例として提示しておりますが、これに限るものではありません。
インターネットアプリケーション、クラウドコンピューティング、グリッドコンピューティング、ソフトウェアデファインドネットワーク (SDN)、仮想化技術、ネットワークアーキテクチャ、プロトコルデザイン、経路制御、QoS保証、マルチキャスト、モビリティ、ディレイトレラントネットワーク (DTN)、ホームインターネット、インターネットアプライアンス、トラフィック解析、トラフィック制御、セキュリティ、認証、アクセス制御、ウェブ技術、情報検索、モバイルエージェント、管理・運用・計測技術、性能評価、テストベッド技術、分散処理、オペレーティングシステム、アクセシビリティ、防災ネットワーク、被災地支援ネットワーク
参加募集の公開は9月中旬、プログラムの公開は10月初旬を予定しております。
インターネットの次世代を担う質の高い論文の応募を期待します。応募された論文は、新規性、有用性、実装・評価、インターネットの発展への貢献、という観点からプログラム委員会で査読を行い、採否を決定いたします。ただし、既発表の論文あるいは学会等が発行する論文審査を伴う刊行物に投稿中の論文は受理できません(二重投稿の禁止)。
論文発表は、発表自体に重点を置く『report型発表』と、質疑応答に重点をおく『discussion型発表』に分けて行います。発表形式は論文の質とは無関係です。どちらを希望するかを論文投稿時にご記入ください。ただしプログラム委員会での決定により、ご希望にそえない場合もあります。なお、論文集においては両者の区別はありません。
時間配分は、report型発表は発表時間が25分・質疑時間が5分、discussion型発表は発表時間が15分・質疑時間が15分を予定していますが、最終的には、プログラム作成時にプログラム委員会で決定させていただきます。
IC2012ではポスター展示を予定しております。フルペーパーに関する発表の他、フルペーパーとして投稿するには未成熟な現在進行形のホットな研究や萌芽的なアイデアについても議論する場を設けます。ぜひポスターを展示し、より多くの方との交流を深めていただければと思います。
フルペーパーを投稿される方は、ポスター展示希望の有無をご記入下さい。フルペーパーの投稿をされない方は、A4 2ページの概要を作成して下さい。
IC2012ではデモンストレーション展示を予定しております。論文発表やポスター展示について、より理解を深める場としてデモンストレーション展示をご活用下さい。なお、会場にはインターネット接続が用意される予定です。
詳細な投稿手順はIC2012のウェブページにてご確認ください。
IC2012で発表された論文の中で優秀な論文は、IC2012プログラム委員会から、協賛である電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会(IA)を通して、論文誌(和文あるいは英文)への推薦などを予定しています。
投稿された論文の著作権は著者に帰属します。
ただし、著者は採択された論文の論文集および IC2012 のホームページへの掲載、ならびに、それらの媒体を介した不特定多数への配布を許諾するものとします。
以上