論文募集は 2014年9月5日(金) で締め切りました。
インターネットは社会との結びつきを深めています。仮想的な情報はもちろん、物理的なモノの生産、流通、消費、そして維持管理の仕組みをも大きく変えつつあります。インターネットが食料問題、エネルギー問題、そして老朽化インフラ保全などの社会的課題に関して重要な働きを果たすことは間違いありません。インターネットを支える研究者はより学際的に交流を広げる必要があります。
この状況を踏まえて、本年も4組織の主催によりインターネットコンファレンス2014 (IC2014)を開催する運びになりました。インターネットを支える研究者と他分野の研究者の交流の場にしたいと思います。奮って論文の投稿をお願い申し上げます。
IC2014はインターネットを支える研究者に多様な分野で活躍していただくべく議論の場を提供するため、ネットワーク技術により実現された新しいアプリケーション、次世代のインターネットを創る新しいネットワーク技術、そしてインターネットを支える運用技術に関する論文を幅広く募集します。以下のテーマを例として提示しておりますがこれに限るものではありません:
応募された論文は、新規性、有用性、実装・評価、インターネットの発展への貢献、という観点からプログラム委員会で査読を行い、採否を決定いたします。ただし、学会等が発行する論文審査を伴う刊行物に投稿中または既発表の論文は受理できません (二重投稿の禁止)。
IC2014では次世代のインターネットを担う質の高い論文の投稿を期待します。論文形式は、発表自体に重点を置く「report型」と、質疑応答に重点をおく「discussion型」発表を選んでいただけます。論文集においては両者の区別はありませんが、発表時の時間配分が異なります。時間配分は、report型発表は発表時間が25分に質疑時間が5分、discussion型発表は発表時間が15分に質疑時間が15分を予定しています。どちらを希望するかを論文投稿時にご記入ください。ただしプログラム委員会での決定により、ご希望にそえない場合もあります。
また論文発表に投稿される方には、合わせて後述のポスター発表にも参加していただくことをお勧めしております。ぜひポスター発表の機会を利用し、より多くの方との交流を深めていただきたいと思います。
フルペーパーとして投稿するには早い、現在進行形の研究や萌芽的なアイデアに関する応募を期待します。研究を促進する議論の場としてご活用ください。
論文発表やポスター発表に加えて、より理解を深める場としてデモンストレーション展示をご活用下さい。なお、会場にはインターネット接続が用意される予定です。
IC2014では、優秀な論文や発表に対する表彰制度を設けています(優秀論文賞、優秀プレゼンテーション賞)。このほかにも、「学生による発表」の中から優秀なものを若干数選出して学生奨励賞を選定しています。奮ってご応募下さい。
発表された論文の中で優秀な論文は、IC2014プログラム委員会から、協賛団体である電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会(IA)を通して、論文誌(和文あるいは英文)への推薦などを予定しています。
詳細な投稿手順および投稿サイトはこちらをご覧ください。
以下の形式から選択し、投稿してください:
投稿された論文の著作権は著者に帰属します。
ただし、著者は採択された論文の論文集および IC2014 のホームページへの掲載、ならびに、それらの媒体を介した不特定多数への配布を許諾するものとします。
以上