インターネットコンファレンス2011 (IC2011) 論文募集 http://www.internetconference.org/ 日時 : 2011年10月27日(木)-10月28日(金) 場所 : 九州産業大学 情報科学部 住所: 〒813-8503 福岡市東区松香台2-3-1 URL: http://www.kyusan-u.ac.jp/ * 主催(五十音順): 日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第163委員会 (ITRC) 日本ソフトウェア科学会インターネットテクノロジー研究会 (ITECH) 日本UNIXユーザ会 (jus) WIDEプロジェクト (WIDE) * 協賛 (五十音順): IEEE Communications Society Japan Chapter 財団法人インターネット協会 (IAJapan) 九州インターネットプロジェクト (QBP) 九州ギガポッププロジェクト (QGPOP) グリッド協議会 (JPGRID) サイバー関西プロジェクト (CKP) 情報処理学会 インターネットと運用技術研究会 (IOT) 情報処理学会 関西支部 情報処理学会 九州支部 情報処理学会 システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会 (OS) 情報処理学会 ハイパフォーマンスコンピューテング研究会 (HPC) 情報処理学会 マルチメディア通信と分散処理研究会 (DPS) 情報処理学会 モバイルコンピューティングとユビキタス通信研究会 (MBL) 情報処理学会 ユビキタスコンピューティングシステム研究会 (UBI) 電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会 (IA) 電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会 (IN) 電子情報通信学会 ネットワークシステム研究会 (NS) * 運営協力: 九州産業大学情報科学部 九州産業大学大学院情報科学研究科 * 開催にあたって 2011年3月11日に日本を襲った東日本大震災は、東北関東地方に甚大な被害 を与えた未曾有の災害となりました。電話回線が混雑し利用が困難になる中、 twitterやSkypeなどのインターネット技術が個人の安否の確認に大きく貢献 したと言われています。また、テレビやラジオなどの公共放送では伝えきれ ない地域密着型の被災地情報、復旧情報などのやりとりにもtwiiterなどの マイクロブログ、Googleマップなどを用いたマッシュアップ技術などが活用 されました。日常のICT活用に留まらない、非常時でのインターネットの有効 性が図らずも示された事例となりました。 この災害に際し、多くの技術者が支援に乗り出しました。そこには数限りな い工夫が、限られたリソースのなかで実現されたと確信しています。今回、 インターネットコンファレンス2011(IC2011)では、特別トラックとしてイン ターネットを活用した被災地支援活動に関係する報告、また技術開発を取り 上げる予定です。支援に力を尽くしてくださった、また続けてくださってい るみなさまには、ぜひこの場を活用して、今後の被災地支援技術の礎となる 情報の公開と共有を実現していただければと思っています。 インターネットは、単に計算機を繋ぐだけの技術から、情報を伝える基盤へ と発展し続けています。また、今回の震災では、インターネットのライフラ インとしての役割を改めて痛感することとなりました。今後ますます社会的 な重要性が増していく情報流通に対応していくためには、大容量バックボー ンを支える技術、様々な環境の応じて適切な手段で情報にアクセスするため の技術、安全で安定した通信を保証する技術、安心して利用できる通信手段 を提供する技術、広域に分散した計算資源を統合活用する技術、省電力、省 資源な技術など、より高度な技術革新が必要です。 本年も上記4組織の主催によりIC2011を開催する運びになりました。 本年は 昨年までのコンファレンスにも増して、質の高いかつ幅の広い課題を扱って いきたいと思っております。 奮って論文の投稿をお願い申し上げます。 * コンファレンスのテーマ IC2011では、インターネット技術に関する論文を幅広く募集します。プログ ラム委員会は以下のテーマを例として提示しておりますが、これに限るもの ではありません。 インターネットアプリケーション、クラウドコンピューティング、グリッ ドコンピューティング、ネットワークアーキテクチャ、プロトコルデザイ ン、経路制御、QoS保証、マルチキャスト、モビリティ、ディレイトレラン トネットワーク (DTN)、ホームインターネット、インターネットアプライ アンス、トラフィック解析、トラフィック制御、セキュリティ、認証、ア クセス制御、ウェブ技術、情報検索、モバイルエージェント、管理・運用・ 計測技術、性能評価、テストベッド技術、分散処理、オペレーティングシ ステム、アクセシビリティ、防災ネットワーク、被災地支援ネットワーク * プログラム プログラムならびに参加募集の詳細は9月中旬の公開を予定しております。 * 論文募集 インターネットの次世代を担う質の高い論文の応募を期待します。応募され た論文は、新規性、有用性、実装・評価、インターネットの発展への貢献、 という観点からプログラム委員会で査読を行い、採否を決定いたします。た だし、既発表の論文あるいは学会等が発行する論文審査を伴う刊行物に投稿 中の論文は受理できません(二重投稿の禁止)。 論文発表は、発表自体に重点を置く『report型発表』と、質疑応答に重点を おく『discussion型発表』に分けて行います。発表形式は論文の質とは無関 係です。どちらを希望するかを論文投稿時にご記入ください。ただしプログ ラム委員会での決定により、ご希望にそえない場合もあります。なお、論文 集においては両者の区別はありません。 時間配分は、report型発表は発表時間が25分・質疑時間が5分、discussion型 発表は発表時間が15分・質疑時間が15分を予定していますが、最終的には、 プログラム作成時にプログラム委員会で決定させていただきます。 * ポスター募集 IC2011ではポスター展示を予定しております。30分の論文発表だけでは、な かなかすべての意見や提案を拾い上げる事は難しいものです。ぜひポスター を展示し、より多くの方の交流を深めていただければと思います。展示を検 討される場合は投稿時にポスター展示を希望する旨をご記入ください。 * デモンストレーション募集 IC2011ではデモンストレーション展示を予定しております。特に論文発表に 伴ったデモンストレーション展示を歓迎します。投稿論文に関するデモンス トレーションを予定している場合は、投稿時にデモ展示を希望する旨をご記 入ください。なお、会場にはインターネット接続が用意される予定です。 * 論文誌との協調 IC2011で発表された論文の中で優秀な論文は、IC2011プログラム委員会から、 協賛である電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会(IA)を通 して、論文誌(和文あるいは英文)への推薦などを予定しています。 * 論文投稿方法 投稿締切:2011年8月8日(月) (延長しました [2011年8月1日]) 提出形式:フルペーパー 、A4 6-10ページ程度 (PDFによる電子投稿) 採否通知:2011年9月16日(金) カメラレディ提出期限:2011年9月30日(金) (PDFによる電子投稿) 言語:日本語、英語 詳細な投稿手順はIC2011のウェブページ http://www.internetconference.org/ にてご確認ください。 * 著作権等 投稿された論文の著作権は著者に帰属します。 ただし、著者は採択された論文の論文集およびIC2011のホームページへの掲 載、ならびに、それらの媒体を介した不特定多数への配布を許諾するものと します。 * 発表のアーカイブと配布 IC2011では、各論文の発表をアーカイブし、後日ウェブページ経由での公開 を予定しています。発表の公開を希望しない方は、論文投稿時に投稿オプショ ンにてご指示いただくか、本会議までの間にプログラム委員長にご連絡くだ さい。 * その他 論文発表を伴わないデモンストレーションも別途募集する予定です。詳細が 決定次第参加募集を行ないますのでそちらをご参照の上是非ご応募ください。 * 実行委員 石原 丈士 (日本UNIXユーザ会) 石山 政浩 (株式会社 東芝) 宇多 仁 (北陸先端科学技術大学院大学) 衛藤 将史 (情報通信研究機構) 小柏 伸夫 (共愛学園前橋国際大学) 神屋 郁子 (九州産業大学) 川喜田 佑介 (電気通信大学) 川本 芳久 (大阪学院大学) 島 慶一 (株式会社 IIJイノベーションインスティテュート) 下川 俊彦 (九州産業大学) 砂原 秀樹 (慶應義塾大学) 関谷 勇司 (東京大学) 高田 敏弘 (日本電信電話株式会社) 寺田 直美 (実行委員長・奈良先端科学技術大学院大学) 中村 素典 (国立情報学研究所) 宮地 利幸 (情報通信研究機構) 山本 成一 (東京大学) * プログラム委員 石山 政浩 (株式会社 東芝) 今泉 貴史 (千葉大学) 植原 啓介 (慶應義塾大学) 宇夫 陽次朗 (株式会社 IIJイノベーションインスティテュート) 宇多 仁 (北陸先端科学技術大学院大学) 衛藤 将史 (情報通信研究機構) 小柏 伸夫 (共愛学園前橋国際大学) 古村 隆明 (京都大学) 齊藤 明紀 (鳥取環境大学) 島 慶一 (株式会社 IIJイノベーションインスティテュート) 杉本 信太 (日本エリクソン株式会社) 高倉 弘喜 (名古屋大学) 高田 敏弘 (日本電信電話株式会社) 建部 修見 (筑波大学) 西田 佳史 (Dyyno, Inc.) 廣津 登志夫 (法政大学) 藤田 祥 (横河電機株式会社) 宮地 利幸 (情報通信研究機構) 山本 成一 (東京大学) * 問合せ先 IC2011 プログラム委員長 小柏 伸夫 (共愛学園前橋国際大学) 島 慶一 (株式会社 IIJイノベーションインスティテュート) E-Mail: ic2011-submission@internetconference.org 以上