インターネットコンファレンス2010 (IC2010) 論文募集 (2010年8月6日更新) http://www.internetconference.org/ 日時 : 2010年10月25日(月)-10月26日(火) 場所 : 東京大学 弥生講堂 一条ホール 〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内 http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/index.html * 主催(五十音順): 日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第163委員会 (ITRC) 日本ソフトウェア科学会インターネットテクノロジー研究会 (ITECH) 日本UNIXユーザ会 (jus) WIDEプロジェクト (WIDE) * 協賛 (五十音順): IEEE Communications Society Japan Chapter 財団法人インターネット協会 (IAJapan) 九州インターネットプロジェクト (QBP) 九州ギガポッププロジェクト (QGPOP) グリッド協議会 (JPGRID) サイバー関西プロジェクト (CKP) 情報処理学会 インターネットと運用技術研究会 (IOT) 情報処理学会 関西支部 情報処理学会 システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会 (OS) 情報処理学会 ハイパフォーマンスコンピューテング研究会 (HPC) 情報処理学会 マルチメディア通信と分散処理研究会 (DPS) 情報処理学会 モバイルコンピューティングとユビキタス通信研究会 (MBL) 情報処理学会 ユビキタスコンピューティングシステム研究会 (UBI) 電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会 (IA) 電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会 (IN) 電子情報通信学会 ネットワークシステム研究会 (NS) 日本学術振興会拠点大学事業(日韓次世代インターネットの研究開発) * 運営協力: 東京大学大学院 農学生命科学研究科 北陸先端科学技術大学院大学 インターネット研究センター * 開催にあたって 家庭用のインターネット接続環境がギガビット級の速度に達しようとしてお り、高速、大容量の通信が利用できる環境が簡単に手に入るようになりまし た。また、無線ネットワーク技術は屋内のみならず、広域でも大容量のデー タ通信環境が利用できるようになりつつあります。これに呼応するように、 クライアントによる処理能力に大きく依存して発展してきた計算環境は、ク ラウドコンピューティングと名前を変え、再びネットワークの向こう側の計 算資源との連携を考慮する設計に戻りつつあります。また一方で、未だ十分 にインターネット基盤が普及しておらず、技術の恩恵を受けることができな いといった、技術格差が世界各地に残っているのも事実です。近年では通信 環境の安定しない場所でも情報へのアクセシビリティを向上させるための、 DTNのような技術にも注目が集まっています。インターネットは、単に計算機 を繋ぐだけの技術から、情報を伝える基盤へと発展し続けています。今後ま すます増加、複雑化していく情報を取り扱うためには、大容量バックボーン を支える技術、様々な環境の応じて適切な手段で情報にアクセスするための 技術、安全で安定した通信を保証する技術、安心して利用できる通信手段を 提供する技術、広域に分散した計算資源を統合活用する技術など、より高度 な技術革新が必要です。 1996年に始まった本コンファレンスでは、驚くべき速度で、進化を続けてい くインターネット技術の、最先端の課題に取り組んだ論文が毎年発表されて おります。 本年もインターネットコンファレンス2010(IC2010)を上記4組織の主催により 開催する運びになりました。 本年は昨年までのコンファレンスにも増して、 質の高いかつ幅の広い課題を扱っていきたいと思っております。 奮って論文 の投稿をお願い申し上げます。 * コンファレンスのテーマ IC2010では、インターネットテクノロジに関する論文を幅広く募集します。 プログラム委員会は以下のテーマを例として提示しておりますが、これに限 るものではありません。 インターネットアプリケーション、クラウドコンピューティング、グリッ ドコンピューティング、ネットワークアーキテクチャ、プロトコルデザイ ン、経路制御、QoS保証、マルチキャスト、モビリティ、ディレイトレラン トネットワーク (DTN)、ホームインターネット、インターネットアプライ アンス、トラフィック解析、トラフィック制御、セキュリティ、認証、ア クセス制御、Web技術、情報検索、モバイルエージェント、管理・運用・計 測技術、性能評価、テストベッド技術、分散処理、オペレーティングシス テム、アクセシビリティ * プログラム プログラムならびに参加募集の詳細は9月中旬の公開を予定しております。 * 論文募集 インターネットの次世代を担う質の高い論文の応募を期待します。応募され た論文は、新規性、有用性、実装・評価、インターネットの発展への貢献、 という観点からプログラム委員会で査読を行い、採否を決定いたします。た だし、既発表の論文あるいは学会等が発行する論文審査を伴う刊行物に投稿 中の論文は受理できません(二重投稿の禁止)。 論文発表は、発表自体に重点を置く『報告型発表』と、質疑応答に重点をお く『議論型発表』に分けて行います。発表形式は論文の質とは無関係です。 どちらを希望するかを論文投稿時にご記入ください。ただしプログラム委員 会での決定により、ご希望にそえない場合もあります。なお、論文集におい ては両者の区別はありません。 時間配分は、報告型発表は発表時間が25分・質疑時間が5分、議論型発表は発 表時間が15分・質疑時間が15分を予定していますが、最終的には、プログラ ム作成時にプログラム委員会で決定させていただきます。 * デモンストレーション募集 IC2010ではデモンストレーション展示を予定しております。特に論文発表に 伴ったデモンストレーション展示を歓迎します。投稿論文に関するデモンス トレーションを予定している場合は、投稿時にデモ展示を希望する旨をご記 入ください。なお、会場にはインターネット接続が用意される予定です。 * 論文誌との協調 IC2010で発表された論文の中で優秀な論文は、IC2010プログラム委員会から、 協賛である電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会(IA)を通 して、論文誌(和文あるいは英文)への推薦などを予定しています。 * 論文投稿方法 登録締切:2010年8月9日(月) 提出締切:2010年8月20日(金) (延長しました [2010-8-6]) 提出形式:フルペーパー 、A4 6-10ページ程度 (PDFによる電子投稿) 採否通知:2010年9月21日(火) カメラレディ提出期限:2010年9月28日(火) (PDFによる電子投稿) 言語:日本語、英語 詳細な投稿手順についてはIC2010のWebページをご覧ください。 * 著作権等 投稿された論文の著作権は著者に帰属します。 ただし、著者は採択された論文の論文集およびIC2010のホームページへの掲 載、ならびに、それらの媒体を介した不特定多数への配布を許諾するものと します。 * その他 論文発表を伴わないデモンストレーションも別途募集する予定です。詳細が 決定次第参加募集を行ないますのでそちらをご参照の上是非ご応募ください。 * プログラム委員 秋山 豊和 (京都産業大学) 石山 政浩 (株式会社 東芝) 今泉 貴史 (千葉大学) 植原 啓介 (慶應義塾大学) 宇夫 陽次朗 (株式会社 IIJイノベーションインスティテュート) 宇多 仁 (北陸先端科学技術大学院大学) 衛藤 将史 (独立行政法人 情報通信研究機構) 小柏 伸夫 (共愛学園前橋国際大学) 河口 信夫 (名古屋大学) 河野 真治 (琉球大学) 齊藤 明紀 (鳥取環境大学) 島 慶一 (株式会社 IIJイノベーションインスティテュート) 砂原 秀樹 (慶應義塾大学 / 奈良先端科学技術大学院大学) 高倉 弘喜 (名古屋大学) 高田 敏弘 (日本電信電話株式会社) 建部 修見 (筑波大学) 西田 佳史 (Dyyno, Inc.) 廣津 登志夫 (法政大学) 三輪 信介 (独立行政法人 情報通信研究機構) * 問合せ先 IC2010 プログラム委員長 小柏伸夫 (共愛学園前橋国際大学) 島慶一 (株式会社 IIJイノベーションインスティテュート) E-Mail: ic2010-submission@internetconference.org 以上